長野修さんにインタビュー 　6月16日　基礎力養成コース　担当：黒澤真紀

第5回の講座は、本講座の講師、フリーライターの長野修さんへのインタビューがメインテーマである。
講師の岡田さんから「とにかく褒めてくれる方」と紹介された長野さん。
その通り、受講生の文章のいいところを見つけてくれた。
指摘は少々。
これは励みになる。
体裁や構成といった基本的なことから「インタビューする人にもっと寄り添ってあげるべき」という
ライターとしての姿勢も教えてくれた。
休憩をはさんで長野さんへのインタビューが始まる。
岡田さんが「何を聞いてもいい」というではないか。
ならばとにかくお金のことが聞きたい。
ライターとして生計を立てるには？　原稿料はどうやって上がっていくの？　仕事をもらい続けるには？
前のめりに質問する私たちに、長野さんは一つ一つ丁寧に答えてくれる。

最後に長野さんが「書くことが単純に好きだからこの仕事を続けている」と言う。
書く苦しさも悔しさも知っている長野さんの言葉だからこそ重く響き、希望もある。
こうなりたい、と受講生の誰もが思っただろう。

さて、問題は次回の課題である。
基礎力養成コースの仕上げの原稿が全員お金の話だった、とならないように考えなければ。